お知らせ

謹賀新年

投稿日:2023年01月16日

組合員の皆様には健やかに新年をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。昨年は当組合の運営にご支援ご協力を賜り、誠にありがとうございました。
新型コロナウイルスの国内感染拡大からまもなく3年を迎えます。昨年を振り返ってみますと、依然として感染者数の変動は続き、予断を許さない状況が続いております。様々な社会経済活動が制限され、新型コロナウイルスの厳しい感染状況下での事業運営を行うことを余儀なくされた一年でしたが、一部では規制緩和が実行され、ウイズコロナ社会となり人の移動を含め社会生活もコロナ前に戻りつつあります。しかし今後変異による新型コロナウイルスの懸念は続いております。
この3年間で私たちは多くのものを失うとともに新しい環境への対応を通じて多くのことを学びました。オンライン会議やテレワーク等、人々が物理的な移動を最小限にした新たな様式への変化、お家時間が長期化することによるオンライン販売等、消費活動やマーケティング手法に至るまで人間が関わるあらゆる部分に、コロナ禍が大きな影響を与え、デジタル技術が広く利用されるようになったこと、デジタル化や他のビジネスとの融合により、各々のビジネスが複合的に結び付き、新たな商品・サービスが生まれたことはコロナ禍で得られた成果といえるでしょう。
世界経済に目を向けてみますと、昨年のロシア軍のウクライナ侵攻以降による世界の政治情勢の不安定化並びに大きな変化、これに伴う経済情勢の大きな影響、分断がいたるところで露呈し、さらには新たなブロック化も危惧されております。不安定な世界となるなかを常に冷静に先を読む力が求められます。また、最近では中国政府が新型コロナウイルス対策を180度転換したことによるコロナウイルスの感染者の急激な増加、これによる新たな影響が懸念されるところでもあります。
当組合の事業につきましては、コロナ禍が続く中、共同受注事業に関しまして、地産地消のまちづくりを中心とした取り組み並びに労務改善事業での永年勤続表彰等の事業を推進しているところです。また、労働保険に関しては労働保険事務組合として当組合員の労働保険関連の手続きのサポートを実施しております。
外国人技能実習生受入事業につきましては、コロナ禍での規制緩和により、外国人技能実習生の入国が、昨年4月に23人、7月には7人、10月には17人の入国が可能となり、当該外国人技能実習生は日々それぞれの技能実習受入れ機関にて技能実習に励み、順調に推移しているところであります。特定技能外国人制度に関しましても、特定技能外国人の受け入れ企業に対し支援計画の作成・実施の補助を行う機関として支援事業も行っております。
今後とも引き続き、共同受注事業、外国人技能実習生受入事業、労務改善事業等を通して、皆様とともにさらなる発展のためカヌマックスの組合活動を活発にしていきたいと思います。
また皆様にはカヌマックスの組合員で良かったと思えるような組合を目指し、努力して参りますので一層のご支援とご協力を賜りたくよろしくお願い申し上げます。
結びに、組合員の皆様のご健勝とご多幸をご祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

鹿沼機械金属工業協同組合

理事長 関根俊宗