謹賀新年
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鹿沼機械金属工業協同組合 理事長 篠原尉浩
新年あけましておめでとうございます。組合員の皆様には、希望に満ちた令和8年の新春を健やかに迎えられたことと、心よりお慶び申し上げます。平素より鹿沼機械金属工業協同組合の活動にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
昨年も国内外の情勢は目まぐるしく変化し、世界経済は地政学的リスクの高まりや金融政策の転換など、不確実性の高い環境が続きました。日本経済においても、円安・資源価格の変動、人件費の上昇といった課題が山積する中、中小企業はかつてないほどの対応力と柔軟性を求められています。
特に、慢性的な人手不足は製造業にとって喫緊の問題であり、若年層の人口減少が進む中、これまで以上に生産性向上と働きやすい職場づくりが求められております。こうした状況を踏まえ、外国人材の活用は重要性を増しております。
当組合での受入も20年を超え、これまで650名を超える外国人材を受け入れてきました。
令和9年4月より「技能実習制度」から新たに「育成就労制度」へと移行することで、より実践的な人材育成と職場定着が可能となり、地域の中小企業にとっても大きな支えとなることが期待されています。当組合としても、受け入れ企業への支援体制を一層強化し、安心して外国人材を活用できる環境整備に努めてまいります。
また、本年は干支でいうところの丙午(ひのえうま)にあたります。古来より丙の「陽の気」と、午の「勢い」が重なる年は、新たな挑戦や革新が生まれやすいとも言われております。同時に、強い勢いをいかに制御し、組織として着実な前進につなげるかが問われる年でもあります。私たち中小企業こそ、こうした気運を力に変え、技術力の向上と地域産業の発展に向けて果敢に挑戦してまいりたいと思います。
鹿沼の機械金属産業は、長い歴史の中で多くの先輩方が培ってきた技術と信頼を基盤とし、今日まで発展してまいりました。今後も組合員の皆様とともに、時代の変化を的確に捉え、経営の安定化、企業間連携、人材育成、さらには次世代への技術承継など、多方面にわたる取り組みを推進していく所存です。
結びに、本年が皆様にとって実り多く、健やかで飛躍の年となりますよう心より祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
