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視察研修  株式会社山形県自動車販売店リサイクルセンター見学の旅

投稿日:2025年12月12日

 

 

11月9日・10日の二日間、山形方面へ視察研修会の旅に出かけました。晩秋の空気が澄みわたり、雪国の冬支度が静かに始まる山形で、多くの学びと交流の時間を持つことができました。

 

 

【一日目:上杉鷹山に学ぶ “為せば成る” の精神】

初日の訪問先は、かのJ・F・ケネディが「最も尊敬した日本人」と語ったと言われる米沢藩主・上杉鷹山ゆかりの地。江戸中期、崩壊寸前だった米沢藩を甦らせた行財政改革の先駆者として知られる人物です。

上杉鷹山公の銅像も雪囲い 

「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」――
「やればできる、やらなければできない。できないのは、人がやろうとしないからだ。」

この言葉が、訪れる私たちの胸にも深く響きました。

上杉神社周辺は、すでに雪囲いが施され、厳しい冬を迎える雪国ならではの佇まい。

 

地元ボランティアの熱心な説明に聞き入る

 

その後は高畠ワイナリーに立ち寄り、山形の風土が育んだワインの試飲を楽しみながら、和やかな時間を過ごしました。宿泊先は多くの著名人も訪れる「古窯(こよう)」。温泉と郷土料理を味わいながら、参加者同士の交流もより深まるひとときとなりました。

 

【二日目:全国でも例を見ない “山形方式” の自動車リサイクルへ】

二日目は今回のメインテーマ、山形県の全メーカーディーラーが連携して設立した「株式会社山形県自動車販売店リサイクルセンター」へ。平成17年の創立以来、全国でも珍しい取り組みとして注目されている施設です。

同センターでは年間約8,000台の自動車を処理し、約3万点もの部品を在庫。世帯当たりの乗用車保有台数が全国3位という“車社会”の山形において、極めて重要な役割を担っています。(ちなみに栃木県は全国5位とのこと。)

だれかの元愛車がスクラップに… 

各部品が適正に分別され、リサイクル率はなん90%。さらに“と自動車リサイクル率100%”を目指すという説明に、参加者からは感嘆の声が上がっていました。環境負荷低減への取り組みがここまで高度に進んでいることを目の当たりにし、大いに学びのある視察となりました。

ちなみに栃木県民は、テレビ番組やSNS等で「日本一お土産を買う県民」として紹介されることもあり、時に“世界一”と誇張されて語られるほど。今回の参加者の皆様も例に漏れず、山形の名産品を両手いっぱいに抱えて帰路につかれていました。

二日間の視察研修は、歴史から学び、現場で学ぶ、充実した内容となりました。次年度も多くの皆様の参加をお待ちしております。新たな出会いと発見を共にできることを楽しみにしております。

 

山形リサイクルセンター正面にて記念撮影