謹賀新年

2018/05/07 18:05 に 鹿沼機械金属工業協同組合カヌマックス が投稿
 組合員の皆様には健やかに新年をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
 昨年は当組合の運営にご支援ご協力を賜り、誠にありがとうございました。
 昨年を振り返ってみますと、日本は「課題先進国」と言われて久しく、バブル崩壊後、総需要の停滞が持続する中でデフレが続き、名目成長率はゼロ近傍に留まり、度重なる小出しの財政・金融政策は総需要の停滞を打破するには至らず、デフレの持続も相まって政府債務を未曾有の水準にまで拡大しております。
 こうした総需要の停滞は、非正規雇用の拡大や労働参加率の低下といった労働の「質」の低下や、維持更新主体の設備投資の常態化といった投資の「質」の低下につながることで、生産性の低迷をもたらしております。
 また、金融危機に見舞われた後の先進国経済の動きをみていくと、米国は大胆な金融緩和策からの転換を図ることが可能な程度には回復したものの、金融危機前の成長経路への復帰を果たせておらず、欧州経済も英国のEU離脱、問題が棚上げされたままのギリシャ債務問題、不良債権問題が顕在化しつつあるイタリア経済、といった様々なリスクを抱えつつ、低成長と低インフレが続いております。日本経済も安倍首相による大胆な経済政策が実行されているものの、消費税増税に踏み込んだ2014年以降の国内需要は低迷を続け、デフレ脱却も道半ばといった状況にあります。
 さらに多くの人々にとって予想外であったトランプ候補の大統領選勝利と、本年本格始動するトランプ氏の経済政策であります。トランプ新大統領は先進国経済停滞の起爆剤となるか興味があるところです。
 今後、安倍政権は米国を中心とする海外の政治・経済の動向に、わが国の景気は振り回されやすい中で、潜在成長率を高めデフレ経済を克服するためには、構造改革を進めることとなるかと思われます。
 当組合の事業におきましては、共同受注事業の一環として、鹿沼WOOD INFILL有限責任事業組合に当組合員の一部の方々と共に業務執行に参加しおり、順調に推移しておる状況であります。また本来の共同受注事業に関しましても地産地消のまちづくりのための取り組みも事業推進しております。
 平成17年よりベトナム人実習生の5名からスタートいたしました外国人実習生受入事業につきましては、現在では7社146名を受入れ、日々それぞれの実習受入機関にて技能実習に励んでおり、順調に推移しております。なお当該外国人実習制度に関しまして、昨年末「技能実習法」が公布され、新制度の開始が目前とされ、当該新制度対応のため当組合の組織改革が急務となっております。
 今後も引き続き、共同受注事業、外国人実習生受入事業、労務改善事業等を通して、皆様とともにさらなる発展のため力ヌマックスの組合活動を活発にしていきたいと思います。また皆様とともに力ヌマックスの会員で良かったと思えるような組合を目指し努力して参りますので、一層のご支援とご協力を賜りたくよろしくお願い申し上げます。
 結びに、組合員の皆様のご健勝とご多幸をご祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。


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